今年最後に引いたタロットカードは、ワンドのエース(正位置)でした。
「さあ、未来に向かって始めよう」
年末にこのカードが出たことが、少し意外で、でもとてもやさしく感じました。
一年を振り返る時期は、できたことよりも、できなかったことに目が向きやすくなります。
「来年はもっと頑張らなきゃ」
「次こそはちゃんと目標を立てよう」
そんな言葉が頭をよぎる中で、
ワンドのエースは、少し違う方向を指しているようでした。
このカードが象徴するのは、完成された未来ではありません。
まだ形になっていない理想。言葉にしきれない情熱。心の奥にある、かすかな「やってみたい」という気持ち。
ワンドのエースは、それを今すぐ形にしなくてもいいと、静かに伝えてくれます。
だから私は思いました。
来年は、無理に目標を決めなくてもいいのかもしれない、と。
来年に持っていきたいのは、数字や成果ではなく、こんな気持ちです。
・少しでも心が動いたら、無視しないこと
・できなかった自分を責めすぎないこと
・小さな「好き」を大切にすること
それは、何かを急いで始めることではなく、「心の中の火を消さない」という選択。
ワンドのエースは、その火を守ることも、立派なスタートだと教えてくれた気がします。
年が変わるからといって、大きく変わらなくてもいい。
スタートは、静かでも、曖昧でも、途中でもいい。
今年最後に引いたこのカードは、「準備ができてから」ではなく、
「今のあなたで始めていい」
そう、そっと背中を押してくれているようでした。
来年に持っていくのは、目標ではなく、消えずに残っているこの気持ち。
それだけで、十分なのかもしれません。
ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
今年もこのブログに足を運んでくださったこと、心から感謝しています。
タロットを通して、少しでも心が軽くなったり、立ち止まるきっかけになれていたら嬉しいです。
どうか年末は、自分のペースで、静かに心を整える時間を過ごしてくださいね。
来年も、やさしい気づきと小さな光を届けられるよう、この場所を大切に続けていきたいと思います。
どうぞ、よいお年をお迎えください。


