タロットカードを手に取る前に、知っておきたい大切なこと
「タロット占いに興味はあるけど、何から始めたらいいの?」
「占いって“感覚”が必要?私にもできるかな…」
そんな不安や疑問を抱く方へ。
この記事では、初心者がタロットを始めるためのステップと、知っておくべき心構えをわかりやすく解説します。
道具選びから練習方法まで、今日からタロットを楽しむ準備が整います!
タロットを始める5つのステップ

① 自分に合ったタロットカード(デッキ)を選ぶ
まずはタロットカード(デッキ)選びからスタートしましょう。
初心者には【ライダー・ウェイト版】のデッキが最もおすすめです。
イラストがわかりやすく、多くの解説書や動画でもこのデッキが基準となっています。
選び方のポイント:
- 絵柄の雰囲気が自分に合うか
ライダー・ウエイト版に沿ったタロットカードもたくさん販売されています。
かわいい雰囲気のデッキ、キレイな絵柄など、自分の好みのものがあるか探してみましょう。 - 解説本付き or 人気のスタンダードなものか
海外製のものだと、日本語に訳された解説書がない場合もあります。その時は、簡易的な日本語の解説書がついているか、画像や商品内容を確認するとよいでしょう。
迷ったら、人気の高いスタンダードなライダー・ウエイト版のタロットカードデッキを選ぶと良いです。 - 好きになれそうなモチーフか(動物、植物、神話、etc.)
タロットカードに描かれている絵は、作者によって全然違うので、見たときに好みは分かれるでしょう。絵の世界観が良いと感じるものを、手に取ってみると良いです。
📌おすすめ記事:
👉 初心者におすすめのタロットデッキ5選(準備中)
② 解説書やWEBサイトでカードの意味をざっくり学ぶ
カードの意味をすべて暗記する必要はありません。
まずは、大アルカナ22枚だけに絞って、「こんなイメージかな?」とキーワードで覚えるのがコツです。小アルカナの方が枚数が多いので、徐々に慣れていくとよいでしょう。
おすすめの覚え方:
- カードを1日1枚引いて、意味と印象をメモ
まずは、覚えようとせず出たカードを参考書で調べたキーワードや正逆位置での意味あいを箇条書きで書いてみる。思ったように解釈ができなくても大丈夫です! - 「愚者=自由なはじまり」など、短いフレーズでつかむ
毎日ワンオラクルで出たカードのキーワードをメモしておくと。段々こんな感じのカードだったような・・と、大まかな意味をつかめるようになってきます。 - 少しずつ小アルカナを引いて読み進めてみる
実は大アルカナの方が広い意味があるので、解釈が難しく感じることがあります。小アルカナは、出来事などに対してのアドバイスやメッセージが多いので、ランダムに引いてでたカードが小アルカナだったときは、キーワード、正逆位置の意味をメモしておくと良いです。
③ 実際にカードを引いてみる(1枚引きから)
知識があっても「引かなきゃ始まらない」のがタロット。
まずは【1枚引き】から試して、日常的にカードと触れ合うことが大切です。
ワンオラクル例:
- 今日の自分へのメッセージ
「今日の私へテーマを教えて下さい」「今日の私へのメッセージはありますか?」 - 今の悩みに対してのヒント
「○○について悩んでいるのだけれど、解決になるヒントをください」 - 自分の気持ちの整理
「今の私はどんな状態?」「この言葉にならない気持ちをカードで表現して下さい」
👉 1枚引きタロットの実践記事はこちら(作成中)
④ ジャーナル(記録)をつける習慣をもつ
毎回引いたカードの意味や、自分の感想をメモしておくと、リーディング力が自然とアップします。
記録のポイント:
- 日付/引いたカード/状況/感じたこと
- あとから振り返って、「当たってたか」「どう解釈すればよかったか」を確認

私も最初は、朝落ち着いた時間に1枚タロットカードをこんな感じで引いてました。
お気に入りのノートに毎日カードの名前と、正逆の位置を書いて、
今日の私へのメッセージは?→Ⅰ(マジシャン)正位置、新しい事を始めよう♪
最初は本当に、どう解釈したらいいか分からず、頭の中がハテナ?でいっぱいでした。
でも、続けてみるとなんとなくこんなことが言いたいのかな?と少し楽しくなってきます♪
すこし慣れてきたら、SNSでタロットカードの写真をスマホで撮って、キャプションは参考書も見ながらでもいいので、自分の言葉で投稿してみるとアウトプットが早くなりますよ!
見てくれる人がいると、嬉しくなりますし、いずれ誰かを占ってあげるときにも練習になります。
⑤ 少しずつスプレッド(展開法)を学ぶ
慣れてきたら、3枚引き・ケルト十字など、複数枚で読むスプレッドにも挑戦してみましょう。
最初は難しくても大丈夫! 自分なりの解釈でOKです。

3枚引き:
シャッフルしたカードの上から7枚目から、左から①②③とカードを引いて、以下のようにカードを思いながら引いて読み解くと、時の流れに沿って読み解けるようになります。
①過去
②現在
③未来
または、どう行動して、どういう風に思いながら過ごせばいいかを知りたい時は、
以下のようにカードを引いてみましょう。

①どうこうどうしたらいいか?
②どんな気持ちでいたらいい?
③着地点(ゴール)
ヘキサグラム展開法:
3枚引きになれてきたら、ヘキサグラム展開法で占ってみると全体的に読み解きやすくなります。

①過去
②現在
③近未来
④キーカード
⑤自分以外の対象の状況(設定要)
⑥自分の気持ち
⑦最終結果(半年以内に設定)
ケルト十字展開法(7枚引き):
7枚のタロットカードで、自分と何かの関係性を見る際に使うスプレッド(展開法)です。
プロの占い師も良く使う展開法なので、3枚引きに慣れてきたらぜひチャレンジしてほしいです。
自分のことを占うのももちろん良いです。全体像を読み解きとく練習として、自分以外の人にモニターになってもらって占わせてもらうのも良い練習になります。

①現状
②キーカード
③近い過去
④近い未来
⑤潜在意識
⑥顕在意識
⑦自分の立場
⑧自分以外
⑨自分の期待や不安
⑩最終結果(半年以内に設定)
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👉 初心者向けスプレッド入門(準備中)
タロット占いをする上で大切な「心構え」

1. 正解を当てるより、「気づき」が大事
タロット占いは、「未来を当てる」ものではなく、「今の自分に必要な気づきを得る」ためのツール。
正解・不正解にこだわらず、自分や相手に寄り添う気持ちを大切にしましょう。
2. 自分自身とつながる時間を楽しもう
カードを引くことは、心の声に耳を傾ける時間でもあります。
「何となくこのカードが気になる」「この絵柄が目に留まった」といった直感は、とても重要なサインです。
タロットカードは、魂の成長を描いたものであり、自分の潜在意識と繋がれるツールです。
自分の心を見えるようにしてくれているものがタロットカード、と思いながら読み解くと絵から得られる情報やインスピレーションが繋がりやすいです。
なぜこのカードが気になったのか、なぜこの絵柄が目に留まるのか、自分に問いながら読み解いていくといいリーディング(解釈・読み解き)になります。
3. 失敗を恐れず回数を重ねよう
最初はうまく読めなくて当たり前。
カードの意味が曖昧だったり、読み違えても、それも経験です。
「練習=実践」をたくさん繰り返すことで、あなたのタロットはどんどん深まっていきます。
自分以外の誰かにモニターになってもらい、占っていくと、
「当てはまらない」「そんなこと思ってない」など感想を頂くこともあります。
その時は、現段階でのリーディングが最適な読み解きをした。
精一杯誰かのためにリーディングをした。
後悔はせず、これから先はどんなリーディングができるようになるかなと、
未来の自分に期待してあげてください。
まとめ
タロット占いは、特別なセンスがなくても、誰でも始められる「自分を見つめるツール」です。
始め方のポイントを押さえて、まずは1枚引きから気軽にスタートしてみてください。カードと対話する時間が、あなたの毎日に静かな気づきと変化をもたらしてくれるはずです。
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