「タロットカードのスプレッドってなに?」
「どう並べたら占えるのかわからない…」
そんな方のために、この記事では初心者にも簡単にできるスプレッド(展開法)をご紹介します。
基本の1枚引きから、より深く読み解ける3枚スプレッド、定番のケルト十字まで、
それぞれの意味・使い方・実例を交えてわかりやすく解説します!
スプレッドとは?

- スプレッドとは、タロットカードを占う際に「並べるパターン」のこと
- スプレッドの形によって、「質問の深さ」や「答えの角度」が変わる
- 自分の目的や悩みに合わせて、使い分けるのがポイント
おすすめスプレッド①:1枚引き(ワンオラクル)

特徴 | 最もシンプル。迷った時のヒントが欲しい時に◎ |
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目的 | 今日のメッセージ/今の自分に必要なこと/YES/NOの代替ヒントなど |
手順 | シャッフル→1枚だけ引く→直感+意味で読み解く |
使い方の例:
「今日の自分に必要なことを教えてください」
例1) 女教皇(正位置):落ち着いて内省すること。感情より直感に従ってみて。
例2)ペンタクルの2(正位置):マルチタスクが多そう、軽やかにこなしていこう♪
おすすめスプレッド②:3枚スプレッド(過去・現在・未来)

特徴 | 状況の流れや変化を知りたい時に最適 |
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配置 | 【過去】【現在】【未来】の順に3枚並べる |
解釈 | 状況の流れや今後の変化を予測できる |
使い方の例:
「この恋愛はどう進んでいく?」
例1)カップの2(過去)→カップの4(現在)→恋人(未来)
気持ちがすれ違う時期があった→マンネリ気味→心地よい関係性になり結婚を見据えている
例2)愚者(過去)→カップの2(現在)→ワールド(未来)
おすすめスプレッド③:ケルト十字スプレッド

特徴 | 総合的に占いたいときの本格スプレッド。プロも多用。 |
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枚数 | 10枚 |
用途 | 恋愛・仕事・人間関係など、あらゆるテーマに対応 |
各ポジションの意味:
- 現在の状況
- キーカード、学びのテーマ
- 近い過去
- 近未来
- 潜在意識
- 顕在意識
- 周りから見た自分
- 環境や人の状況
- 自分の期待・不安
- 結果(6ヵ月以内で設定する)
使い方のコツ:
全体的に観察してみよう📍
全体色は何系が多いか?大アルカナが多いか?ペイジ、ナイト、クイーン、ナイトなどの人のカードが多いか?逆位置が多いか?
最初はカードの意味をメモしながら、1枚ずつ丁寧に読み進めると◎

使い方の例:
「今後1か月後、どのように働くのがよい?」
解釈例)
1、現在:審判(逆位置)職場の変化についていけていない、過去のやりかたに執着していないか?自分に問いかけてみよう。
2、キーカード:ソードのペイジ(キーカードは全て正位置で判断する)一歩踏み出す勇気がもてていない、いざ一歩進もう!
3、近い過去:ペンタクルの4(正位置)保守的になっている
4、近い未来:ソードのナイト(正位置)スピードをもって進んでいく
5、潜在意識:法王(正位置)組織の中でしっかり足に地をつけて、積極的に知識や技術をみにつけていきたい
6、顕在意識:隠者(逆位置)孤独を感じている、頑固な態度は改善していこう
7、周りから見た自分の立場や状況:カップの9(正位置)満足していそう、幸せそう
8、環境や人の状況:皇帝(正位置)具体的な目標を立てて、行動していくとき
9、自分の期待や不安:ソードの7(正位置)要領よくこなしていけるように、策を練る事も大事
10、結果:カップの8(逆位置)今回は1か月後に設定。新しい局面を迎えそう。実績を労い進んでいこう
解釈例)
今までは変化を求めていなかったため、1人で仕事がしたい、人に会いたくないなど、仕事のやり方などに執着している自分がいた。未来は軽やかに行動していける自分になりたいという気持ちがある。行動していくために最低限の知識と技術を身につけたいと思い、思考が変化していきそう。
思考が変化したからか、野心を持ち、目標を立てて進んでいく。進んでいく過程で、面と向かって突進するのではなく、策を講じて、要領よくこなしていかないといけないことも出てくる。
頭と手と心を動かして進んできたあなたは、1ヵ月後新しい局面を迎えていきそう。今までのやってきたことすべてがあなたの実績となり、次のステージへ進んでいける。
スプレッドを選ぶポイント
- 迷っているとき → 1枚引き
- 物事の流れを知りたい → 3枚スプレッド
- 深く掘り下げたい/全体を見たい → ケルト十字
スプレッド占いの注意点
- 気持ちが乱れているときはシャッフル前に一度深呼吸
- 同じ質問を何度も占い直すのは避ける(混乱しやすい)
- カードが教えてくれる「気づき」を大切に
よくある質問(Q&A)
Q:どのスプレッドを使えばいいか迷います…
A:質問がシンプルなら1枚引き。最初は特にタロットカードの絵柄や意味などに慣れていないため、数枚あるだけで頭の中がグルグル~として、「分からない~!」とカードと仲良くなることを諦めやすいです。
1枚引きで、少しカードに慣れてきたら、全体的にカードを読み解く練習として、流れを見るなら3枚引きに挑戦。
3枚引きにも慣れてきて、もっと深掘りしたいならケルト十字がオススメ!
ケルト十字はよくできたスプレッド(展開法)ですので、ぜひこのケルト十字で自分と向き合うことが出来るようになっていただければとっても嬉しいです♪
Q:逆位置も出たらどうすれば?
A:逆位置の意味も受け入れて読んでOK。「ブロック」「課題」「気づいてほしい面」として捉えると良いです。気づきのタイミングなんだね!と思ってカードと向き合うと、良い気づきが生まれます。
カードはあなたの潜在意識とリンクしていることが多いです。偶然でただけかもしれませんが、このカードが私に伝えたいことはなんだろう?と自問自答してみると、こういうことかな?と少しずつ頭と気持ちの整理がついてきます。
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まとめ
タロットのスプレッドは、質問内容や目的に応じて使い分けることで、より明確なメッセージが受け取れます。タロットから得た気づきを大切にしくことが大事です。
まずは簡単な展開法から始めて、少しずつ慣れていきましょう🔮慣れてきたころには、タロットカードの読み解きがスムーズになっていきまよ。